女性の「ヘルスケア」を変えれば日本の経済が変わるを読みました。
先日Femtech Tokyoにてお二人の講演を聞いたのちに購入しました。だいぶ時間が経ってしまったので再読しました。
Femtech Tokyo2022 行ってきました
私も女性のヘルスケアを変えれば日本の経済だけでなく風潮も変わると思っていて、それだけ期待されている市場。だからフェムテックも盛り上がっているのだろうし、何といっても一人の女性として今後とも是非、女性には活躍していってほしい!働くお母さんを経験して、女性の身体的負担、および精神的負担を実感してから、ますます強くそう思っています。一人目出産した後「こんな大変なことみんなやってるの?!」とびっくりした記憶がずっと残っています。
婦人科系疾患が抱える経済的損失:6.37兆円/年
堀江さんが経営者の視点から見て、経営者の価値観から考えても、「女性のヘルスケアの問題には社会全体で取り組むことが必要だ」という判断になったことは、すごく心強いことだなと思います。
企業に訴えるには企業の利益の観点を随所にちりばめて各社のトップダウンで制度を変えてもらった方が問題の解決は早くなる。
女性の社会進出と相関関係がある婦人科系疾患
社会と企業がケアを行えれば6.37兆円の中のいくらかが補填できる。女性の幸福度があがればパフォーマンがあがり、結果的に業績向上になり経済が変わっていく。なぜ今企業がやらなければいけないのか、それを目いっぱい説明してくれています。
では、企業は何をしたらいいのか
生理に伴う症状は「現代病」企業には「女性のヘルスケア対策」を
現代女性の生理回数は100年前の女性の9倍。生理の回数が増えることで子宮に関する疾患も増加してしまう。
「女性が働きやすい環境の整備」は育休、産休、時短勤務などでこれを整えている企業は多いと思います。男性の育休の義務化も2023年4月1日から始まります。
その両輪として「女性のヘルスケア対策」も重要で、中身は自己管理と「周囲の理解」
低用量ピルやミレーナの費用を企業が助成するのも有効だと記載がありました。
低用量ピルは低用量の女性ホルモンを毎日飲んで偽妊娠の状況をつくり生理の周期をコントロールするもの。ミレーナは子宮に入れて生理痛、経血量をコントロールするもの。
女性のなかでもまだ正しく理解していない人が多く、抵抗感を持っている人も多い。でも企業が動けば人も変わっていく。補助がでるなら病院行ってみようって思う人は多いはず。それで企業の生産性もあがるのならまさにWIN-WIN
生理痛を我慢するのはなぜ?
生理は隠すもの、人には言わないもの。それは日本だけではないようなので世界情勢についても今後個人的に研究したいところ。
私たちの中でもなんとなくタブーなので生理休暇は堂々と使えない。実際に取得している女性は女性労働者のうち0.9%だそうです。それはなぜか。日本の文化社会が背景にあり、男性を中心とした社会の無理解に原因がある。と言っているのですが、それは女子のあいだでも同じ。女子の間でも周りがどんな生理なのかというのはあまり知らないもの。生理痛も個人差があり、軽い生理の人は重い生理の人の状況はわからない。女性同士でも「言ってもわからない」になり、私さえ我慢すればになっているのでしょう。
生理痛は我慢するものではない
生理が辛い状態を放置しておくと疾患のリスクが増加します。これは学校で習ってきませんでしたよね?親からも、先生からも言われた記憶がありません。まだまだ知らない女子も多いのでは。本のなかでもヘルスリテラシーが低い事が原因とありました。
ヘルスリテラシーって何?
自分でできることがある
生理痛はなくせる。自分の力で。
私は婦人科系トレーナーの修行中なのですが、師匠は「生理痛はなくせる」と断言しています。それも自分の力で。
自分のカラダをちゃんと理解してない人は多いし、自分の不調に慣れすぎて「そんなもの」と諦めている人も多いです。ピルに数万円出す前に!三雅さんのグループレッスン受けてほしい。トレーナーも育成中で先輩トレーナーも活躍中!生理は自分でよくできるのです!
https://ameblo.jp/grace-house/entry-12618287913.html?frm=theme
https://ameblo.jp/grace-house/entry-12743103383.html
先輩トレーナー
https://ameblo.jp/maisondalalune-maho/entry-12744035670.html
https://ameblo.jp/well-being-company-love/entry-12743152625.html
運動習慣や健康管理の大切さは自主性に任せるだけではうまくいかない
そうなんですよね。「半強制的に健康維持をさせられる状態」を作ることが有効な方法。人間ドックもいかなきゃいけないという半強制があるから行くんですよね。なのでレッスンで強制的な状況を作ってほしい。自分の健康だけでなく、女性の社会進出、活躍と日本の経済の発展のためにも!