エコな生理は自己受容を教えてくれた

紙おむつのゴミの量は

子供たちがまだおむつだったころ、紙おむつのゴミの量の多さに辟易していました。毎日どっさりとんでもなく重いし、おむつの大量のストックも「これ結局ゴミなんだよね」なんて思いながら買っていました。

たしかおむつが外れる3-4歳くらいまでのゴミの量で一人1トンにもなるとどこかでみた気がします。

最近は紙おむつのリサイクルもあるみたいですね!

https://www.unicharm.co.jp/ja/csr-eco/education.html

じゃぁ自分の生理ナプキンのゴミは?

せっせと子供のおむつを替えている間も自分のナプキンには何の疑問も持たず使い捨てていました。

何を使うかなんて全く何も考えていないしゴミになるだとも思いつきませんでした。

というか完全に無関心でしたね。羽がついてるかどうか。それしか気にしてませんでした。

stack of gray plastic packs

自分の生理の健康に関心を持つ

婦人科の勉強を始めて、自分の生理と向き合うようになりました。私は43歳なのであと何年あるのだろうと思うと1回、1回が大事で愛おしい。

生理を観察するということは健康を観察するということ。これは女子の特権!使わない手はない。

でも最初はそんなことにすら思いつきませんでした。生理痛もなく、規則的。それだけしか知りませんでした。経血の量は?経血の色は?皆さん自分の経血ちゃんとみたことありますか?

美化された経血

毎回ナプキン取り換えているときに経血見てるよーという方、それは本当の経血ではないのです。

ナプキンのCMの経血は青で表現されてますよね。同じような美化作用が経血でも起きています。メーカーはちょっとでも気になりそうなものは直視しなくて済むように加工するんですね。

ナプキンの吸収体が経血を吸ったあとボヤーッと広げたり、固めたり、消臭作用があったりしています。それは実際の自分の経血が加工されているようなものです。それをさらに大して確認しないでくるっと丸めてポイしていませんか?

自分の経血から目を逸らしてますよ!!

melting popsicle

自分の体から出ていくものは体の一部。

トイトレ中の子供は自分のうんちやおしっこも自分の一部なのにさよならすることが悲しいという気持ちがあるそうです。

女子たちだってそう!経血も大事な自分の一部。ちょっと前までお腹の中にあったのだから。

体の外にでた瞬間に汚いゴミになってしまうなんて悲しすぎる。大事なあなたの一部ですよ。

愛用している布ナプのサイトにあったこの記事が大好きです。

繰り返し使えるということが、生理に対するイメージを変え、やがては女という性を優劣なく受け入れることに繋がっていくということです。

布ナプキンは洗って繰り返し使えるから、生理をゴミと認識することがない!それが自己受容になっているんだ

布ナプキンと自己受容|Hugナプ | Hugnap (miyadeer.com)

自分の経血と向き合う

自分の生理と向き合いたくてまずは月経カップを使い始めました。自分の経血量が知りたかったからです。

そしたらこんな色だったの?こんな感触だったの?と自分の事なのに知らなかった感想がたくさん。

経血触ったことありますか?ドローっっとしてるんですよ。

そりゃそうですよね。子宮の中の粘膜だったのですから鼻水みたいなものです。でも知らなかった。触ったことある人少ないんじゃないかな。

生理を愛しくなると処理すら愛おしい

それから布ナプキンを使い始めました。

ここのナプキン大好きです。かわいいしふわふわだし。気分があがるナプキンを作ってくださっていて生理が楽しみになる。そんな素敵なナプキンです。

https://www.instagram.com/hello.hugnap/?hl=ja

そしたらまたびっくり、ナプキンの経血の色が使い捨てナプキンの時と全然違う。

さらに、こんなにおいがするの?ナプキンの中にこんなに経血が入っているの?とあれこれ出てきます。

でもね、イヤじゃなかったんです。

自分を大切にしていると実感できた

今までポイっと捨てていた自分の一部を大切に処理する。それがすっごく自分に優しくできている気がしたんです。これが自己受容か!自己肯定感爆上がり!

だからその毎月の私だけのこっそり秘密の洗濯も楽しめるようになったのです。

まだの方は是非やってみてほしいなー。

girl in white dress standing beside red wooden door during daytime

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