こまったときにお使いください
こまったときにお使いください
「わーやっちまった。。。」
こども連れて公園に行った先の近くの公民館のトイレでパンツが赤くなってるのに気づきました。
今朝、トイレットペーパーにうっすら血がついていたような気がしていたのにそのあとすっかり忘れてパンツ一丁で出てきてしまった。(ズボンはいてますよ。ナプキンなしって意味ね)
今、公園についたところですが徒歩5分のコンビニにいくか、徒歩10分の家に帰るか。。。
頭のなかをぐるぐる。「なんで今朝気づいたときにサッと付けないんだ!ばかばか」
なんて思いながら手を洗っていると、ふと左側にかごがあるのに気が付きました。
「こまったときにお使いください」
とラミネート加工の張り紙が貼られたかごのなかには生理用のナプキンが。
「うわーん!めっちゃくちゃ困ってましたー!!神?!神なの?!もらっていいの?」
「いや、でもこれは金銭的にって意味なのかな?遠慮した方がいいのかな」
小袋には5個づつ入っているのだけど「私は1つだけ拝借したいのだけど封をあけたら迷惑かしら」
とまたぐるぐるしながらも
「困ってるのは困ってるので!ありがたく頂きます!!」
ということでよくある女子の生理初日パニックは無事解決いたしました。
公民館の方にも厚く御礼を申し上げたかったのだけどおじさまだったので言えませんでした。
生理おばさんのくせにまだまだ弱っちいです。すみません。
生理と不安
ひっさしぶりにあせったので思い出しました。
まだまだうら若き中学生の頃の事。初潮からそう年月も経ってないまだまだ生理初心者の頃。
毎月がほんとーにドキドキでした。準備もないまま生理が始まっちゃたらどうしよう。生理になったらなったでどうやってみんなにばれない様にポーチをトイレに持っていったらいいんだろう。授業中におなかが痛くなったらどうしよう。部活中痛くなったらどうしよう。経血を漏らしてしまったらどうしよう。お風呂はどうしよう。寝るときはシーツ汚さないだろうか。どうしよう。どうしよう。どうしようと不安でいっぱいでした。何にも悪くないのにびくびくしながらトイレに行かなきゃいけない。
こんなびくびくする事、男の人にはわからないだろうな。少女はこんなびくびくする事を毎月経験しているんだ。年取るとともに慣れてきて、これらの生理リスクも乗りこなせるようになるのだけれど。
でもやっぱり「しまった!」をやってしまう月もある。
生理問題はお金だけじゃない
生理用品の無償提供は広がってきているような気がしていたので、こんな地方の小さなところでも恩恵にあずかれることに本当にありがたいと思いました。
そしてこの無償提供が金銭的問題だけでなく、精神的負担も軽減してくれるということを本当に身をもって感じました。トイレに生理用品がおいてある安心感マジ半端ない。
おばさんでもそう思うのだから少女たちに与える安心感たるや。
生理の精神的負担って研究されてるものあるのかしら。毎月毎月重なるちょっとしたストレスってだいぶ女子の心と体を痛めつけている気がする。
だから女子は積極的に幸せにならなきゃいけない。幸せは自分でつかみにいくのよ!
っと話が脱線してしまった。
OiTrって知ってますか?
OiTr OITR?ではなくってこれでオイテル、って読むようです。生理用品置いてるよって事ですね。
Top
これホントーによく考えられてて、すんばらしいシステムなんです。
生理用品を入れてあるディスペンサーを各個室に設置するんですが、それがただボランティアの無償提供ではなく、オイテルで流す広告の広告収入でナプキンを賄ってるんですね。
学生時代覚えなきゃいけないものトイレに貼ってませんでしたか?トイレってめっちゃいい広告宣伝場所ですよね。それが女子の生理も支えてくれて、経済も循環するだなんて!マジ天才!
ただ、スマホがないと取り出せないので小中学生には難しいのかもしれないのとまだ設置個所が限られているので、このまま頑張ってほしいところ!
私まだ実際には見かけたことがなくて、せっかくなので体験しに行くことをここで宣言します!
生理用品の無償配布
各自治体でも広がってきてますよね。困っている人が減っていくといい。そしてトイレットペーパーのように置いてあるのが当たり前になってほしい。
生理の悩みが一つでも減りますように。